西日本ベストパッカー株式会社

BUSINESS

01

と畜解体・内臓処理

プリマハムグループ農場(肉質研究牧場)より出荷された生体を搬入し、頭・内臓・四肢を取り除く作業を行っています。と畜工程においては、円形追い込みシステムや誘導コンベアシステムを導入し、豚のスムーズな追い込みを可能にすることで、豚への過度なストレスを与えない(抑制する)ようにしています。又、脱毛工程ではスチームトンネルを通し脱毛機で脱毛した後、バーナーがけする、高い衛生レベルが期待される湯剥ぎ方式を採用(国内での導入は少なく衛生的かつ効率的な点が評価)しています。アニマルウェルフェア(動物福祉)も意識し、衛生管理を徹底し、食肉衛生検査員による病気等の異常が無いか検査を行い、合格したもののみを処理することで安心・安全な食肉を生産しています。

02

規格肉処理

と畜解体後の枝肉を、大分割装置機(人の手に触れることなく、AIで自動分割を行うため衛生的である)によりウデ・ロースバラ・モモへ三分割し、ナイフを使用して骨を取り除きます(脱骨)。骨を外した肉はスキンナーにて皮を剥いた後、脂肪面・赤身肉面を得意先別に加工し、小さな骨を除去(整形)して部分肉(規格肉)となります。
整形後の部分肉は、自動真空包装機にて包装、金属検出機を通り梱包作業・計量を行います。
第三者認証(FSSC22000食品安全システム認証取得)に裏付けされた管理体制のもとで、衛生管理や安全確保をより徹底し、安全・安心な商品つくりを行っています。

03

アウトパック

プリマハムグループ自社生産豚(農場:肉質研究牧場)を主とし、 自社内で加工処理された規格肉を、スライス・盛り付け・MAP包装し、製品として販売をしています。
主な商品は、うす切り・生姜焼き・カツ・切り落とし・小間材などであり、国内向け販売は基より、輸出(ベトナム・香港・シンガポール)・ふるさと納税(地域貢献)への取り組みも行っています。
農場から商品化に至るまで、自社グループで一元管理された安全・安心の見える商品を供給しています。

04

輸出

2国間協議で要綱が設定された輸出認定施設として、以下の3か国について認可取得済みです。
①ベトナム(平成28年8月12日) ※一部内臓も可
②香港(令和元年5月20日)
③シンガポール(令和5年10月4日)※スライス製品も可。内臓は不可。
※①、②については、令和5年9月にスライス製品の出荷も可能となっています。

2023年に香港、ベトナムへの輸出を行いましたが、2023年9月に九州地域が豚熱ワクチン接種地域となったため、現在は輸出は停止の状況です。豚熱由来の停止が解除された段階で輸出の再開を計画しています。